おやまのキロク

好きなことや好きなものを好きなように語るブログ

御嶽の麓で釣り

 

 

2023年9月2日

 

先週はハワイに行っていたので、2週間ぶりの釣り🎣

 

1週間空いただけで、なんかすごい久しぶりに感じてしまった。

 

新しいリールも買ったことだし、早く釣りに行きたくてうずうず。

あわよくばマウンテンバイクも使いたい🚲

そんな欲望を満たす計画を立ててもらった。

 

場所は王滝ルートが解禁されたばかりの御嶽山の麓。

先に退渓地点に自転車をデポ。

その後車で入渓地点へ。

 

入渓は比較的容易だった。

(ま、私は懸垂下降しましたけどね。)

 

なかなか良さそうな渓相。

そしてニューリールの出番!

ワクワクドキドキ、そして不安を抱えながらスタート。

 

1投目、うーん、なかなか上手く巻き取れない。

2投目、さっそく糸が絡む

3投目、半端なく糸が絡む

→スプールごと交換

→リーダー結んでなかった。

 

「これ使う?」

と、今まで使わせてもらってたリールを見せられる。

→誘惑に負ける。

 

【結果】

やっぱりDAIWAのEXIST、超使いやすい〜)^o^(

なんか予感はしてたけど、こんなすぐにリールチェンジになるとは。。。

 

【反省】

多分最初に使ったスプールは糸を巻きすぎた。

もっと巻き量を減らさないといけない。

もう一つはリーダーをちゃんと結んでおくこと。

あと連結の結びをすぐにできる様にしましょう(*_*)

 

 

気を取り直していつも通りの釣りスタート。

 

・・・・・・・・・・・・

 

・・・投げても投げても魚の影さえ見えない。

 

ここは魚が絶滅したのか?!

漁師でも入ったんか?!

と思わざるを得ない。

ルアーが悪い?!と思ってスプーンに変更してみたり!

 

もう今日は沢登りやな。

と思いながら、いかにもっぽいポイントで、何の期待もせずに投げた。

ゴン!とリールの巻きが止まる。

しかし動きがないので完全に根掛かりだと思った。

しかし、ぐぐぐっと動く!

ん!掛かってるやん!

ドラグが鳴る鳴る!こんな事なかなかない!

ロッド折れるんじゃないか!ってくらいの引き。

 

しばらく巻いては止めながら1人格闘!

ようやく姿を見たら、え!めちゃデカいじゃん!過去最高記録だなこれは!

と確信しながらどこに上陸しようか、とあたふた。

もう自分の足元まで引き寄せた!

えいやっ!と唯一の狭い地上に上陸させようとしたら、ぺちん!って、目の前で水の中にお戻りになられました。

 

ギャーーーーーー!

でしかない。涙。

この出来事を同行者に伝えても、幻だったんじゃないの?と一蹴。

これまで魚影のカケラもなかった。なんだか私も幻だったのかと思えてくる。時差ボケで幻でも見た?笑

 

 

その後もしばらく魚影なしが続いて、幻説がますます濃厚に。

 

その後なんともない釜で、20cmほどのイワナを同行者が釣る。

f:id:mizuharu1110:20230903211455j:image

↑あまりにも嬉しくてこのサイズでも撮影。笑

 

私も魚影は確認して、おっ、これから出始めるのかな〜

と思ったが、またもやしばらく影も見えない。泣

 

そして、いかにも、なポイントで最近定番ルアーの山夷↓を投げた。

f:id:mizuharu1110:20230903212056j:image

 

・・・ん、また根掛かり?

え、でもグングン引くー!

そしてでっかい影がー!

うわー!またジャンボがー!🐟

今度はちゃんと地上があるところだったので冷静にランディング。

 

で、でかい。

絶対尺だ!と確信。

f:id:mizuharu1110:20230903212319j:image

 

計測したところ、29.5?

真っっっっっ直ぐにすれば30?

という疑惑の尺イワナでした。

 

f:id:mizuharu1110:20230903212435j:image

 

いやしかし尺とか関係なく、とにかく太いのよ!

重みもかなりずっしりしてた。

 

うん、満足満足。

 

しかしその後はまた魚影なし。

もう投げる気にもならない状態でした。

 

結局私が釣ったのは疑惑の尺イワナ1匹。

ま、普通に考えれば満足です。

しかし釣りとしては、、、満足感低め?

 

早々と納竿し、目星を付けていた退渓ポイントへ。

しばらくは谷沿いを上る。

そのまま谷沿いを登り、自転車デポ地点まで到達するという計画。

 

だった。

しかし途中からなんか記憶がないけど谷から逸れて、ぼろぼろの崖を登ってロープを出してもらったり、薮こぎしたり。

もう薮抜けるかなーと思って頑張って薮漕いでたが、ん、道がない。

周りは背丈を優に超える3m程の半端ない薮。

道はなかった。おそらく地図上では昔の遊歩道か何かで、もう自然に還ってしまっていたのだろう。

 

道を頼りにしていたので自転車から遠ざかってしまっていた。

自転車地点まで壮大な藪漕ぎが始まった。

 

距離としては、おそらく直線距離で300mくらい。

結果的に、1時間強猛烈な藪漕ぎ。

あんな濃ゆい藪漕ぎは、過去にも先にもないだろう。(先にもないだろうと思いたい。)

 

途中までは、自分を鼓舞するためにギャーギャー言いながら頑張るが、うるさい言われたり自分も喉乾くは疲れるわで、本当に無言になる。

いつまで経ってもゴールは見えない!

 

ほんと藪漕ぎって大変!

藪漕ぎに関してはそんな詳しくないけど、まぁまぁハードな藪漕ぎを経験したのでは?!

とにかくバキバキと薮をへし折りながら少しずつ進むしかない。

もはや軽く遭難だよなーと思いながらひたすら頑張る。

谷を2つ超えてもう目の前のはず!とは分かるが、全然薮が終わらない。

無心で薮を掻き分けながら、14:00頃、無事薮から脱出。

達成感半端なーい👏👏

 

無事自転車をピックアップして、爽快なダウンヒル!!!

ちょ〜気持ち良かったっす。

 

鹿ノ瀬温泉で入湯し、帰路へ着きました。

 

 

【まとめ】

折れた薮が足に突き刺さって、スネが傷だらけだった。腕も擦り傷だらけだー。

藪漕ぎはしばらく勘弁してほしいっす)^o^(

地図上で藪地形の調べ方とかあるのかな?調べてみよう

 

釣りとしてはあんまり満足感はないが、尺も釣れたし、幻のジャンボイワナも見たし。

藪漕ぎを抜けた時の感動もあったし。

なんか魚が居るのか居ないのか不思議な沢だったけど、色々と濃い一日を経験できた。

 

翌日、放置した沢靴を洗おうと思ったらとんでもなく臭かった!!!

f:id:mizuharu1110:20230903220131j:image

 

 

良き1日でした。

 

ありがとうございました。